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自律神経失調症の症状で腰痛になるのってよくあること?改善していくにはどうしたらいいの?

 

日常生活にも支障の出る辛い自律神経失調症の腰痛に対処する方法をまとめました。

 

腰痛が辛くて、毎日お家にこもりがちになってしまっては精神的にも良くないかも?と不安になりますよね。

 

誰でもできる対処法で腰痛を改善していきましょう。

 

 

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自律神経失調症の症状で腰痛になる?

自律神経失調症,症状,腰痛腰痛というとどんな原因を思い浮かべるでしょうか?

 

  • 姿勢が悪い
  • 仕事で長時間同じ体勢でいる
  • 体のゆがみ
  • 年齢だから仕方ない

 

こんな風に原因を思い浮かべる方も多いでしょう。確かに、これも間違いではありません。でも、実は自律神経失調症の症状として腰痛が現れることがありますので慢性的に腰痛で悩んでいるという場合には少し注意が必要です。

 

では、なぜ自律神経失調症の症状として腰痛が現れるのでしょうか?

 

人間の自律神経というのは、無意識に体の生きていくために必要な働きをコントロールしているなくてはならない神経です。その種類には交感神経と副交感神経があります。

 

主に活動する時には交感神経が、休息する時には副交感神経がそれぞれ活発に働きます。そのバランスが保たれているのが健康な状態です。

 

ちなみに精神的・肉体的にストレスを感じるなどすると、交感神経の方が活発に働きます。そして、交感神経が活発に働いている時には、体の筋肉が緊張してかたくなります。

 

ずっとストレスが続いていると、交感神経も常にスイッチがオンの状態が続き、それに従って筋肉もかたくなった状態が続いてしまうのです。

 

自律神経失調症に話を戻しますが、ストレスなどで自律神経のバランスを崩してしまった場合には交感神経が働きすぎてしまうというケースが非常に多いのです。

 

つまり、筋肉が緊張しやすい状態ということです。そのため、腰痛や肩こりなどの筋肉の疲れなどで起こるような症状が出てきやすい状態になります。

 

これが自律神経失調症の場合に腰痛が出てくる原因ですが、ほかにも肩こりや手足の痛みやしびれなどを感じる場合もあります。

 

しかし、自分で「この腰痛は自律神経が原因だ」と決めつけるのはおすすめできません。本当に骨や筋肉の問題、内臓の問題などで腰痛の症状が現れることもあるからです。

 

参考:自律神経失調症が症状で表れたら病院へ行くべき?何科へ行くの?

 

もし、腰痛が続いていたらぜひ整形外科で一度はっきりした原因がないか診てもらいましょう。

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改善する方法はどうしたらいいの?

自律神経失調症,症状,腰痛まずは、無理のない範囲で腰回りを意識して動かすようにしてみましょう。

 

長時間同じ姿勢でいた後などは、腰を反らす・回すなどの動作をすると血行が悪くなるのを防ぐことができます。

 

また、交感神経から副交感神経への切り替えをうまくできるように体をサポートしてあげることがとても大切です。

 

ぬるめのお風呂にゆっくり浸かること、寝る少し前からは照明をおとすことなどが今日からできる対策になります。

 

お風呂は39℃くらいなどのぬるめの温度に設定することで、副交感神経の働きを高め、体と心をリラックスさせてくれます。熱めのお風呂にしてしまうと反対に交感神経を刺激してしまうので、気を付けましょう。

 

また、寝る数時間前からは少し照明を暗めにするのがベストです。人間の自律神経は、昼と夜で交感神経と副交感神経をうまく切り替えてきたのですが、現代では夜になっても明るいことにより、体が昼と夜がわからなくなってしまっている状態になることもあります。

 

参考:自律神経失調症 で暑い・寒いと感じるときの対処法は?

 

そうならないためにも、夜遅くまで明るすぎる照明をつけておくことやスマートフォンの使用をすることはなるべく控えたいですね。

 

腰痛が続いたらどうする?

慢性の腰痛に悩んでいる人は、かなり多いので「そんなに大げさに考えなくても」と考える方もいるでしょう。

 

確かに、たいていの腰痛は長時間同じ姿勢でいることによる筋肉の疲れなどで、病気が原因ということはあまり多くありません。でも、多くないとはいえ腰痛の原因んに病気が隠れている可能性がないとはいいきれません。

 

極端な例に感じられるかもしれませんが、腰痛を放置していたら実は脊髄の病気だったというようなこともありますし、内臓の病気が原因で痛みが出ていたということもあります。

 

耐えられないような痛みになってからでは、治療の開始が遅すぎることもあります。

 

慢性的な腰痛でも、何か違和感を感じるような場合には整形外科で一度相談してみるのがおすすめです。そして、それらの体の異常がないことを確かめたうえで自律神経の問題を疑うのがベストといえます。

 

まとめ

一見関係がなさそうな自律神経失調症と腰痛。

 

しかし、腰痛の症状が出るのには自律神経の乱れにより、交感神経が活発に働きすぎて筋肉が緊張しすぎているという理由が考えられます。

 

一方で慢性的に腰痛が続く場合、身体的に他の問題がある場合も考えられます。まずは、整形外科で腰痛の根本的な原因がないか調べることが第一です。

 

自律神経の問題であるとわかったら、生活を改善していくことが腰痛を治すことにつながります。

 

夜はリラックスできる少し落とした照明で過ごす、ぬるめのお風呂につかることを習慣にするなどを心がけましょう。

 

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